アメリカ留学EXPO

みなさんこんにちは。

先週はアメリカ大使館が主催する年に一度の大イベント「アメリカ留学EXPO」に行って来ました。アメリカの約100大学がブースを構え、担当者や卒業生などと情報交換ができる貴重な機会となります。

僕自身も「すでに交流のある大学の担当者への挨拶」や「初めて参加する大学」などと情報交換をするために終日動き回って来ました。なかなか表には出てこない新しい情報や、生徒たちにとって非常に有益な情報を得ることができたこと、また教育に携わるまた素晴らしい方々や海外で必死に努力をしている日本の若者たちと知り合いになり、世界の教育の動向などを話せたことは本当に有意義でした。

その反面、昨年度と比べて非常に気になってしまったことも数点ありました。

1つ目は参加大学が昨年に比べ減少していること。また大学の入試責任者が来日せず、日本人の卒業生などがブースにいるだけの大学が大幅に増えたこと。これに関しては、アメリカの大学で働く日本人入試担当者の方々も非常に心配しておりましたが「日本の市場への期待」がかなり薄くなっているものと思われます。

事実、僕が6月にフィラデルフィアの学会に参加した際にも、複数のアメリカの大学の担当者から「日本人の留学生は年々減少しているので日本市場は投資するメリットが低い」と言われました。今回も故意にしている大学の入試担当者が来日していなかったため、何人かにメールで聞いてみたところ、韓国で行われているアメリカ大学進学フェアの方に参加しているとのことでした。

2つ目は参加している日本人の数も昨年より減ったように感じる点です。イベントが終了する18:00頃には会場は閑散としており、何だか寂しい気持ちになりました。たくさんの素晴らしい大学が参加していましたが、ハーバードやUCバークレー、スタンフォードやMITやUCLAなどの日本で有名な大学ばかりに行列ができていたのも少し残念でした。(高校の成績もほぼオール5、英語はネイティブレベル、生活費と授業料で年間600万~1000万円の学費が必要とななります。)

このような現状を踏まえ、日本の子どもたちの目をもっともっと世界に向けさせるためにも、引き続き積極的に活動を続けていこうと心に誓った1日でした。

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