筆算は消さないで

みなさんこんにちは。

算数や数学を指導していると「筆算をした後に消しゴムで消してしまう子」に数多く出くわします。ノートを綺麗に見せたいがためなのか、はたまた筆算することが恥ずかしいと思っているのか、理由は様々でしょうが、これでは適切なコーチングができません。

当塾のルールで「計算式・筆算・メモは消さない」というものがあります。小学生はまだまだ徹底できていないので、引き続き注意をして見ていきたいと思います。(あまりにも改善されない場合は、ボールペンで勉強させることも考えます。)

さて筆算を消さないことにより、どのようなメリットが生じるのか。下の画像は小学生のノートの画像です。

体積の問題ですが、この生徒は上の問題では4×4を先に計算し、その後に16×15を筆算で解いています。僕が伝えたいのは「計算はなるべく工夫する」ということ。この工夫したり、効率良い解法を考えるのが数学の醍醐味であり、数学という科目が求める技能なのです。

4×15を暗算で解き(当塾では2桁×1桁は暗算を素早くできるよう計算練習をさせます)、その後も暗算で60×4をしたほうが「確実かつ早い」のではないでしょうか。

また下の問題でもそうですが、整数同士をかけるのではなく、4×0.5=2だということを瞬時に理解してほしいし、仮にこのまま計算するとしても×0.5は半分になるということ、つまり36の半分くらいは筆算なしで解いて欲しいとアドバイスをしました。

これらのアドバイスは、生徒自身が「筆算を消さずに残してくれたこと」から分かることです。中には筆算しているのを隠したまま中学生や高校生になる子もいると思いますが、後々痛い目に遭いますよ。アドバイス受けた部分は少しずつ修正をしていきましょう。

それにしても、実に多くの小中学生が数学や算数を公式暗記やパターン暗記で解いているため、柔軟な思考力を持っている子が減ってきているように感じます。公式やパターンで定期テストが取れてしまうので仕方のないことですが、僕が思う「理系的な子」がもっともっと増えれば良いなと思っています。

関連記事