言葉を発する大切さ

みなさんこんにちは。

最近少々気になっていることがあるのでシェアしておきたいと思います。生徒たちに分からない問題を教えたり、勉強のアドバイスをしている時に「無反応」もしくは「反応が弱い」生徒が増えてきています。特に低学年になればなるほど顕著にその傾向にあります。

指導する側にとって、生徒が無反応もしくは反応が弱い場合、「この子は本当に分かっているのであろうか?」と指導者自身も不安になりますし、何よりも「間」が取りづらくて指導の質が低下してしまいます。(私は指導の際のテンポや間を物凄く大切にしています。)

良い授業は優秀な指導者だけでは成立しません。「プロ意識のある生徒」と「優秀なコーチ」のリズムが噛み合ってこそ結果が出るものです。特に「何も言わずに頷くだけの子」「話しかけているのに目を合わせない子」「挨拶を壁や床にしている子」などは、いま一度、学ぶ姿勢を見直してみてください。

日本は「察する文化」「空気を読む文化」ですから、頷くだけでもコミュニケーションは成立しますし、親や学校の先生の多くが、子どもの表情を見ながら子どもの感情を読み取り、手を差し伸べてしまいます。

私は「将来的に海外でも通用する人材」を育成したくて塾をやっていますので。「発する言葉が全て」の精神で対応していきたいと思います。お互いしっかりと目を見て、言葉を発してコミュニケーションをしていきましょう。

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