みなさんこんにちは。
昨晩は今年社会人になった教え子のYくんと食事に行ってきました。中学生の時からずっと見てきた子が、社会人になってスーツを着こなしている。なんだか不思議な気持ちになりますね。
Y:塾長、ボーナスが入ったので今日は俺が奢ります!なんでも食べてください。
K:それはできん、俺が払う。
Y:俺は中学校を卒業して以来、ずっとこの日を夢見てきたんです。いつか自分で稼げるようになって塾長に好きなものをご馳走する。それがようやく叶うんです。
K:気持ちは本当にありがたいけれど、そのお金を大切に自分のために使いなさい。教え子と食事をするときは俺が出すって決めてるから。
Y:俺は今日「7年越しの夢」を叶えにきたんです。俺の夢を叶えさせてください!
(ここまで言われたら、応えてあげねば男じゃない!)
K:よし!わかった!本気で食わせてもらうぞ!
Yくんの夢が中途半端なものにならぬよう、本気で応えてやりました。(笑)
このYくん、大手企業のエンジニアとして働いていますが、中学生時代はオール3、偏差値45くらいしかありませんでした。
国語や読書が本当に大嫌いな子だったのですが、今では暇さえあれば読書(主にお金や経済に関する本)をし、土日のどちらかは必ず「自己投資」に充てているそうです。偶然にも最近読んだ数冊の本が、僕のお気に入りの本であったため、本の内容について色々と語りあうことができました。中学生時代の彼では考えられません。
我が子の定期テストの点数や、内申点を見て「うちの子の将来は・・・」と悲観している保護者の皆さま、子どもは大人の不安をよそに、たくましく育っていくものですよ。
Yくんは、毎朝自分で弁当を作ってから出勤するそうです。コツコツお金をためながら自己投資を行い、スキルアップを目指すと意気込んでいました。
僕の教え子はこんな子ばかりです。みな、それぞれ個性のある素晴らしい子たちです。そんな素晴らしい子たちと、大人になっても付き合いができること、本当に自分は幸せ者だと思っています。
ありがとう! Yくん!