みなさんこんにちは。
僕が日々のレッスンの中で子どもたちに口を酸っぱくして伝えていることがあります。それは「分からないことは恥ずべきことではない」ということです。間違えたら恥ずかしい、失敗したら叱られる、そんな気持ちからか、自分の意見や主張を積極的にできない子どもが増えているように思います。
海外の教育現場では当たり前のことですが ”I don’t know.” という事もしっかり評価されます。例えば授業において「分かりません」とハッキリ伝えたら、先生は「分からなかったか。僕の教え方が悪かったかもしれない、ごめんね。では別の切り口から考えてみよう。みんなも何か分かりやすい考え方や伝え方はあるかい?」と授業がさらに発展していきます。一番マズいのは何も発言をしないこと、空気と化すこと、声を出さないことでしょうか。
海外の授業では必ず参加者一人ひとりがcontribution(貢献)を求められます。”I don’t know.”と言うことも、間違いをすることも、十分授業に貢献できることなのです。まずは堂々と”I don’t know.”と言える子になりましょう。もちろん「この俺様が理解できないんだ、何か文句でもアルカイ?」というくらい堂々と言うことが大切ですよ。