みなさんこんにちは。
本日はテスト期間中ということもあり「単発利用(テスト前だけ利用)」の生徒も複数参加してくれました。本日参加の中1・中2は、今日1日だけでも色々なことに気づかされたと思います。
本日の休日特訓に参加してくれた生徒には、9:00~19:00の1日をかけて、「理科を仕上げる」という目標を与えて勉強をしてもらいました。
本来、9教科も勉強しなければならない期末テストにおいて、1日を理科だけに費やすのは得策とは言えません。しかしながら、本日参加した中1・中2の生徒たちには「自分の勉強のやり方や意識が、いかに甘く、中途半端なものなのか」ということを気付かせたいという思いがありました。
昨日、参加してくれた中1・中2の皆さん。どうでしたか?
あの程度まで「細かく」「丁寧に」「確実に」「何度も何度も」勉強して、初めて「定期テスト勉強をした」と言えるのですよ。
あのレベルが当塾の求める「テスト勉強」であり、過去の教え子たちが実践してきた勉強スタイルです。皆さんの口にする「勉強しています」「理科を頑張りました」というのは、当塾が求める水準の30%以下のレベルであったと認識してください。
良いですか。しっかりと結果を出すには、それ相応の努力が必要になります。多くの塾生が、少ない努力で大きな成果を手に入れようとしていますが、世の中そんなに甘くはありません。ごく普通の学力の子が、通知表で「4」や「5」を確実に取るためには、本日体験したレベルの「猛特訓」が必要になるのです。
またもう1つ大切なことも伝えました。彼らのレベルでは「1科目しっかり勉強するのに9時間はかかった」という事実です。他の8教科もしっかり準備するには、さらに約72時間の時間がかかるということです。テストまで残り9日間、学校や部活をしながら1日8時間の学習時間の確保は現実的には厳しいですよね。つまり「しっかり結果を出したいのであれば、余裕なんか全くない切羽詰まった状況」ということです。ここ数日「時間を無駄にしないよう!」「だらだら勉強しない!」と言っている理由が分かってもらえたでしょうか。
中1・中2生は、こういう経験を通じて「時間意識」を高めて欲しいと思います。これは勉強だけでなく、大人になっても必要とされるスキルだと思います。