Frankの中学時代の成績を特別公開!

先日、最高の相棒であるJoeの中学時代の成績を特別公開し多くの反響がありました。

今回は、生徒の要望にお応えし、わたくしフランクの中学生時代の成績を特別公開します。(約30年前のものをしっかり保管していた自分を褒めてあげたい、笑)

では、心の準備をお願いします。

バーーーーン!

2学期期末テスト「5科496点」(平均313.7点)

中1数学「100点、99点、100点、100点、100点」

もちろん皆さんが想像する以上に工夫して努力はしていましたよ(笑)

私は中学3年間ほぼ毎日、日の出と同時に学校に一番乗りしていたテニス馬鹿でした。ボール拾いとランニングしか許されなかった中1の私が、ボールを打てるのが先輩のいない早朝しかなかったからです。もちろん朝練も毎日ありましたし、夜は顧問の先生が校庭から車のライトでコートを照らしてまで練習させる、今思えば「超ブラック部活」でした。

そんな状況ですから勉強する時間なんてほとんどありませんでした。そこで私がとった作戦は授業に100%集中することでした。授業中に先生が言っていることをしっかり理解し、覚えるべきことはその授業時間内や休み時間に覚えてしまうことで、テスト前の負担を減らすように工夫しました。同窓会で中学時代の担任の先生から「片桐の授業中の視線が怖いと、当時職員室で先生たちがよく話していたよ。」と言われたほどでした。

定期テストは授業をしている先生が作るので、授業中に高得点のヒントが隠されているのは言わずもがなです。塾のテキストをやっても、市販の定期テスト対策本を買っても、高得点には繋がらないのです。大切なのは「学校の教科書」「学校のワーク」「授業ノート」「授業での先生の話」です。

学校の授業を集中して取り組めば、あとは「テスト前の超絶な努力」で最終仕上げとなります。お風呂に社会や理科の教科書を持ち込んでブツブツ言いながら詰め込みしていたのを覚えています。また、学校までの徒歩40分間は二宮金次郎のように教科書を見ながら歩き、テストが始まるギリギリまでノートチェックなどもしていました。このくらいの執着があったということです。

このように私は中学校時代を「テニス」「勉強」の2つに捧げましたが、この2つを両立し双方でしっかりと結果を出すためには、残念ながら捨てたものもたくさんありました。「友人と遊ぶ」「ゲームをする」「テレビを見る」といった普通の中学生がする事を私は一切できませんでした。しかしながら、こういった中学時代を過ごしたからこそ、今の仕事にたどり着き、たくさんの良い生徒や保護者に恵まれ、幸せな日々を過ごせています。またハードな仕事にも耐えうるだけの体力と精神力も中学時代の部活動で養われたと思っています。周りに流されず自分を貫いたこと目的のために何かを捨てたこと、これらが今の私の強みとなっているわけです。

こんな中学生時代を過ごし成長したものですから、普段の塾生の勉強を見ていると「情けねえな…」と思うことが多々あります。目標や夢だけは一丁前に語るのですが、全く努力をする気がない、成長しようともしない、我慢もできない。「甘い!」としか言いようがないですね。

今回は私の中学生時代の成績を公開しました。もちろん私は小さな頃から知的好奇心を満たすことに喜びを感じていたので、普通の子よりは勉強ができる、いわゆる地頭が良い子だったかもしれません。しかしながら、見えないところでたくさんのことを我慢し、多くのものを捨てて、猛烈な努力をして、ようやく目標を達成しているのは事実です。(大人になった今でも全く同じです) 決して私と同じことをしろとは言いませんが、塾生のみなさんには、私やJoeや卒業生や先輩たちから努力することの大切さを学び、自己実現のできる子に育ってほしいと強く願います。

TKアカデミー

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