最強の助っ人を召喚

みなさんこんにちは。

当塾に在籍の中2生ですが、その多くが「小学生から中1までの基礎学力なし」「自宅での十分な学習習慣なし」「正しい勉強のやり方が身についていない」などなど、多くの課題に頭を悩ませながら日々指導にあたっています。

そんな崖っぷちの彼らですが、間違いなく1人1人の意識は変化しつつあり、成長も感じられるようになってきました。勉強量も明らかに増えてきましたし、クラブチームに所属している子以外全ての子が、休日コースにも参加し10時間の特訓を志願してくれました。

私は極度の負けず嫌いです。このまま中2生たちを「普通の成績」で終わらせるわけにはいきません。不器用ながらも変わろうとするこの勇気を評価し、私は全力で応援してあげたい。勉強の楽しさを感じ、もっと自分に、勉強に対して自信を持ってほしい。そんな思いから、私が彼らにできることを毎日のように考えていました。

考えに考えた結果、「中2逆転プロジェクト第一弾」として、早速「あの伝説の男」を召喚することにしました。

伝説の社会科講師Andy

Andyは私の教え子で、中学生時代から教員になることを志しています。私が初めて彼に出会ったのは中2の夏前でした。ごく普通の成績だったAndyですが、絶え間ない努力と真面目さで成績を大きく上げ、高校では都立清瀬高校に合格。高校でも優秀な成績を収め、指定校推薦で大学に合格した私の自慢の生徒の一人です。

数年前、私はAndyに「(当時)中3男子の音楽の成績が良くない、やる気もない、このままだと都立は厳しい・・・」と口にしたことがありました。それを聞いたAndyは開口一番「僕に任せてもらえませんか?」と言って中学生たちに音楽の特別授業をしてくれました。教員志望というだけの熱い思い、元々勉強が苦手だったということへの共感が、当時の中3男子たちの心を動かしました。音楽特別授業に出た全ての生徒が80点以上をとったと記憶しています。

今回、そんな伝説の男Andyの力を再度借りることになりました。彼は中学時代に社会の才能を開花させ、今も社会科の教員を目指して日々努力、研究をしています。中学3年生の時の社会内申は「5」、高校時代の社会科の内申は「9 or 10」、都立入試の社会では「94点」を叩き出している男なので、十分な実力を持っています。

記述問題以外は全て正解

社会科をこの上なく愛し、教えることに喜びを感じ、何よりも後輩たちのことを大切にしてくれる、そんなAndyが崖っぷち中2生のために力を貸してくれることになりました。これは中2生にとっては「スーパーラッキー」としか言いようがない奇跡です。この奇跡に感謝し、ベストを尽くてほしいと思います。

さて話を持ちかけてから、Andyは自分の大切な時間を投げ打って、早速準備に取り掛かってくれています。中3の1回目の中間テストを見据え、無理のない範囲で計画を立て、すでにテストまで作成に入っています。さすが私の自慢の教え子、仕事が早い!

学習計画をしっかり作ってくれました。明日の授業で説明します。

確認テストもすでに作ってありました。

さらに毎週金曜日は小テストを実施すること、また独自のソフトウェアを活用してアウトプットも定期的に何度も行います。勉強量が少ない、記録力の弱い子たちが勝負に勝つためには「誰よりも長い時間」「何度も何度も繰り返す」しかありません。これでも中3の1学期中間テストで結果が出ないようでしたら、お互い気持ちよく諦めましょう(笑)

さて先ほどの学習計画の最後の文章、お気づきの方はいるでしょうか?

結果が出ない場合は私は解雇となる予定

はい、もちろんです(笑)。自己満足で指導してもらっても困りますし、よくある「大学生のバイト感覚」で働かれるのも嫌です。私の塾で指導に当たる以上、しっかり結果を求めますし責任を取ってもらおうと思います。

Andyにはこう言いました。「この塾で数人の中学生にすら結果が出せない人間が、学校で教鞭をとって良いものなのか?そんな実力も面白みもない先生に教わる生徒が不幸でならないし、何よりも社会全体の不利益にもなる。本気で先生としてやっていくならここで結果を出しなさい。」と。

中2生の皆さん、私たちはこのままでは終わりませんよ。やってやりましょう!

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