胸を張って言えること

みなさんこんにちは。

昨日は「8年前に高校受験を指導した教え子たち」から声がかかり、武蔵小金井の居酒屋で楽しい時間を過ごしました。仕事や学業で忙しい中、8名全員が来てくれて、昔話やら仕事の話、将来の夢などを語り合いました。多くの子が中1、中2から指導をしていたので、もう10年の付き合いでしょうか。共に目標に向かって毎日戦っていた日々が、つい最近のことのように感じられます。

中学校の制服を着ていたあの子たちと、こうしてお酒を飲みながら仕事を話をするなんて、当時は夢にも思っていなかったですね。女子たちはみな素敵で美しい大人の女性へと成長し、男子たちも多くの経験を重ねながらたくましく成長していました。たかが塾の先生ですが、こういう節目節目でみなさんの人生に関われること、本当に光栄に思います。

数年前、僕はブログでこんな事を書きました。「僕自身の仕事の評価基準は、偏差値の高い学校に入ることや、第一志望に合格させることではない。彼らがどう成長し、どんな大人になっていくか、その姿を見て初めて、自分自身の仕事の成果を評価したい。」

ようやくです。長い年月が経ちましたが、胸を張って言うことができます。「自分のやってきたことは正しかったのだ」と。

この8人は決してエリートでも何でもありませんでした。多くの子が奇跡の成長を遂げ、高校受験でも合格を勝ち取った年代でした。さらに今だから言えることですが、うち2人は学校に行っていない「不登校生徒」でした。それでもしっかりと学習を続け、高校や大学へと進学をして立派な大人になりました。学校の成績や高校の偏差値は関係ありません、どう生きるか、どう考えるかなどの「人間力」がその人となりを決めるのだなと再認識させられました。

彼らは僕のことを「小金井の歩くパワースポット」と呼んでくれていましたが(笑)、今では彼らも十分エネルギッシュで光り輝いていました。昨晩、彼らと共に過ごしたことで、僕自身もたくさんのやる気とパワーをもらうことができました。

教え子たちがどんどん社会に出て活躍する中、僕自身も教え子たちに負けないよう、新しいことにチャレンジし努力していくつもりです。幹事を務めてくれたOくん、ありがとう。そして集まってくれたみんなへ、本当にありがとう。またお互いに成長した姿で会いましょう。

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