当塾で学びたいと思っている高校生へ。
君たちと会う前に一つだけ伝えておきたいことがある。
僕は覚悟のある高校生としか一緒に勉強をしたくない。
やる気がないとか、面倒臭いとか、友達付き合いが大事だとか。
そんな言い訳をするような子は即退塾でも良いと思っている。
君たちはおそらく何も分かっていない。
大学受験の本当の厳しさを。
大学受験は全国規模での勝負、倍率も高校受験の比じゃないよ。
大学受験は1学年だけじゃないよ、浪人した人たちも加わるよ。
大学受験では高校受験をしていない中高一貫校の生徒も加わるよ。
大学受験に必要な知識や勉強量は高校受験の量の比じゃないよ。
大学受験では全部合格する子とほぼ全部不合格の子に二極化するよ。
ただでさえこんな状況だというのに、さらに厳しい現実がある。
2016年入試から始まった「入学定員の厳格化」という文部科学省の政策。
これにより私立の有名大学は合格者をかなり絞り込んでいる。
大手予備校や教育関係者そして僕自身の予測をはるかに上回る厳しさだ。
この厳しい大学受験の状況は来年度も再来年度も続いていくのは間違いない。
そんな厳しい大学受験に挑む君たち自身がその現実を甘く見過ぎてる。
特に都立高校に合格した子は、高校受験の意識で大学受験を考えている子が多い。
合格した喜びと周りの環境も影響し、高校一年生の勉強で手を抜いてしまう。
大学受験で一番大切なのは高校一年生の範囲だというのに。
都立高校に不合格になった生徒は、3年後のリベンジを誓って努力しているのに。
中学受験で中高一貫校に行った子の多くが、中学卒業時に高1範囲を終えているのに。
僕はずっと教育業界にいるし、大学受験も毎年経験している。
だからこそ高校生みんなに伝えたい。
大学受験をナメるな!
真剣にやらないと後悔するぞ!
ビリギャルやドラゴン桜のようにはいかないぞ!
僕の塾は僕自身が生徒の受験を全て担当する。
誰のせいにもできないし、不合格なら責任は僕の指導にある。
大学受験というものが、君たちの人生でいかに大切は分かっている。
僕の塾で勉強するということは、君たちの人生を背負うことになる。
僕は覚悟のない子の人生を背負いたくはない。
君たちから「もっと早くやっていれば」なんて言葉を聞きたくない。
「大学受験は難化していますから」などと言い訳をしたくない。
「○○くんは頑張りました。僕の力不足です。」なんて弁明もしたくない。
君たちはもう義務教育を修了しているんだ。
社会に出て働いても良いし、専門的な技術を身につける学校にも行ける。
でも君たちは自ら選んで「さらに三年間の高等教育を受ける」ことを選択したんだ。
さらに「さらに4〜6年間の専門教育を受けよう」としているんだ。
僕の仕事はそんな君たちのパートナーになり、君たちの目標達成を支援すること。
義務教育を終えた君たちだからこそ、対等の立場で一緒に頑張っていきたい。
「学問を選択したプロ生徒」と「目標達成に導くプロコーチ」としてね。
もう一度、言わせてもらう。
僕は覚悟のある高校生としか一緒に勉強をしたくない。
僕は覚悟のない子の人生を背負いたくはない。
僕の大好きなイチローがこんなことを言っていた。
”何かを手に入れるためには何かを捨てなければならない”
僕と一緒に勉強するのであれば、覚悟を決めてほしい。
部活動、スマホ、友人関係、恋愛、漫画、ゲーム、テレビなどなど。
捨てる必要はないにしろ、最小限にとどめる断固たる決意を持ってほしい。
高ければ高い山の方が、頂上からの景色と達成感は格別のものになる。
私と一緒に高みを目指したい子、一緒に人生という山を登ろうじゃないか。