計算テストの結果速報

みなさんこんにちは。

前回の記事にも書いた通り、本日は「週に1度の計算テストの日」でした。小学生から中1までが全員同じ計算問題を一斉に行いました。

さて先に気になる結果から報告します。

基本計算(加減乗除100問) 合格者0名!

分数計算(加減乗除100問) 合格者0名!

となりました。合格した生徒たちはおめでとうございます。今月の残りの計算課題は、やってもやらなくても良いのです。自分の状況や目指すレベルに応じて、各自で判断して取り組んでください。

皮肉はこれくらいにしまして、まあこれが皆さんの実力だということです。僕が求める「最低限の基本計算力すら身についていない状況」なのです。このまま中学・高校と進んだら本当に危険ですよ。

来週テストを返却しますが、きっと多くの子がこう言うでしょう。

「凡ミスしてしまった」

「ケアレスだ」

このような言葉で片付けている時点でレベルが低すぎるのです。おそらく日々の課題もこのような感じで取り組んでいるのでしょう。

今日はとことん言わせてもらいますよ。

凡ミスではなく完全なる実力不足です。

本番で結果が出ないのですから練習量が足りないか、練習の方法が間違えていたということです。

凡ミスという言葉が大好きな諸君、凡ミスなどありませんよ。「将来大きな損失を被るかもしれない一大事件」くらいの認識をして直しをしてほしいと思います。

自分がどういうミスを犯す癖があるのか理解できていますか?ちなみに僕はAさんは15−8に弱いとか、Bくんは+と×を見間違う癖があるとか、しっかり把握してますよ。当の本人はどう思っているのでしょうか。丸付けをして間違いが見つかった時に、深い考察と反省ができているのでしょうか。

何度も言いますが「勉強は解き終わってからスタート」なのです。今日も2名に注意をしましたが「解いたら終わり」ではいつまでたっても成績なんて上がりませんよ。

また別の子はこんなミスをしていました。

よくある「約分忘れ」なのですが、実はこの生徒には何度も何度も「通分は最小公倍数でやるように」と注意を与えていました。おそらく20回くらいは注意をしたと思います。今まで散々注意されてきたことをしっかり意識し「9で通分」していけば防げた事故なのです。

でも直そうとしないんですよね。というより自分のやり方を変えるのが面倒臭いんですよね。だから大事なところで失敗するのです。これが「高校受験の本番」だったら・・・。それでも「凡ミスで落ちた」とやり過ごしますか?

今回でお分かりになったでしょう。まだまだ皆さん実力不足なのです。練習量も全然足りないのです。練習中の真剣さもまだまだ足りません。こんな状況で「何とかなる」「厳しい部活動(クラブ)に入る」と言っているのですから、本当に将来が心配になります。

もし「学歴」というもので勝負していきたいのであれば、自分のことをもっと冷静に分析してください。そして客観的に世の中を見つめ、自分の将来のことを真剣に考えてみてください。

ここは(一応)学習塾ですから、学習を通じて最低限の学力はつけて欲しいと思っています。今回の「全員不合格」という不名誉な結果を受けて、みなさん自分の勉強を見つめ直して見てください。僕たちはまだまだチャレンジャーであり未熟者なのです。

来週のテストに期待します。

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