2019サマーキャンプ1日目

いよいよ今年もセブ島サマーキャンプが始まりました。

昨年同様、参加者全員が異文化に触れ、新しい発見や経験をすることで、ひと回りもふた回りも成長できるよう、最高のサマーキャンプにしていきたいと思います。

今回のサマーキャンプは色々と前途多難な状況からスタートしました。当初は参加者たちに「トランジットの経験をして欲しい」「どうせなら2カ国見せてあげたい」という思いから、香港経由のチケットを抑えていました。

ギリギリまで悩みましたが、現在の香港の状況から、保護者の方々に不安な思いをさせないこと、安全を第一に考え、急遽航空便を変更することを決断しました。金銭的な損失は非常に大きいですが、これも1つの勉強(カントリーリスク)として私としては良い思い出になりそうです。

さて今日はフィリピン/セブへの移動日。海外に初めて行く参加者も多い中、1つ1つ学びながらセブに向かいます。チェックインの方法、手荷物検査、出国手続き、両替、搭乗手続きなどなど、基本的に積極的にはサポートしませんでした。自分で経験し、困難は自分で乗り越えてこそ、人は成長するものです。(私は後ろで倒れそうになったときだけ背中を支えてあげるつもりです。)

みな自分の力でしっかりセブ島に到着しました!

今回のサマーキャンプでお世話になる学校は、フィリピンセブ島の老舗スパルタ校のEV Academy。校舎や設備の綺麗さに参加者たちは驚きの声をあげます。(半年先まで予約で埋まる人気校なので、EC Academy留学希望のかたは早めに予約が必要です。予約に関しては私までご相談ください。)

夜の校舎外観です。セキュリティーもしっかりしています。

到着が夕食の時間を過ぎていたので、せっかくなので外に出てフィリピンの街を散策し、フィリピンの国民的ファストフード店「ジョリビー」に向かいます。

お店に行っても基本的に注文は自分で行ってもらいます。英語も教えないですし、困っていても命に危険がある時以外は助けません。たまたま同じ店に居合わせただけということで、自分たちで全てやってもらいます。

・ドリンクのサイズをラージサイズにして欲しい

・スパイシーソースに変更して欲しい

・ドリンクに氷は入れないで欲しい

ほら、自分たちでやればできるでしょ。

今日1日だけでも、多くの子どもたちが色々な文化の違いを発見しては驚きの声をあげていました。こうして他の世界を見ることで、客観的に日本という国を見つめ直すことができ、自分たちのおかれた状況に感謝ができるものです。

中高生たちとはロビーで解散し、その後はマニラ経由で夜遅くに到着した参加者たちと2度目の夕飯へ。地元のローカル屋台で美味しい食事と、マニラ経由の苦労話を聞きながら刺激的な1日が終わりました。

これから9日間、参加者全員が成長できるよう、サポートしていきたいと思います。

関連記事