私立中からカナダの高校大学へ進学

先日、カナダから帰国中の教え子Kさんとランチをしてきました。

中学受験を経て有名私立付属中学に進学した彼女でしたが、付属校ならではの自由すぎる校風、勉学へのモチベーションが低い環境(学校にもよりますが)に違和感を感じ始め「外の世界を見てみたい」「もっと野心的に学べる環境に身を置きたい」という強い思いを持って私のところを訪ねてきました。

もちろん、すぐさま海外の高校へ進学することを提案したわけではなく、一緒に勉強を進めていく中で「海外の高校に行くという選択肢もあるよ」という話をしました。学力、費用、留学ビザ、学習環境、すべてを考慮して最終的にカナダの進学校に正規留学することになりました。

多くの日本人留学生が「数ヶ月の短期留学」「高校主催の交換留学」でカナダに留学している状況下で「現地の高校生と3年間勉強する非常に厳しい環境」に身を置いた彼女。彼女がどれほど大変な思いをしながら都度困難を乗り越え成長していったことか。彼女のカナダでの高校3年間は本当に人生の財産になるものだと思います。

大学もそのままカナダの名門大学「サイモンフレイザー大学」に進学し統計学を専攻、日々の課題や読書量に悲鳴を上げながらもしっかりと好成績を収めているとのことでした。本当に海外大学の勉強量は凄まじいなと感心させられます。

今回はランチをしながら「大学卒業後の進路」や「今後の人生の歩み方」など相談を受けました。彼女曰く「周りに相談できる大人がいない」「的を得たアドバイスをしてくれる人がいない」とのことで少しはお役に立てたかなと思っています、笑。

私の塾は超少人数制、一人ひとりと徹底的に向き合っていくタイプの塾ですので、卒塾後もこうして近況報告や相談にやってくる生徒も多いのが特徴です。もちろん可愛い教え子たちのためなら、一生涯サポートするつもりで私塾を開いてますし、また何よりも私自身が卒塾生から刺激を受け、自分自身も成長できていることにこの上ない喜びを感じています。

こうして教え子たちから定期的に声をかけていただき、私は本当に幸せ者です。

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