2019サマーキャンプ7日目

みなさんこんにちは。フィリピンセブ島サマーキャンプも7日目が終わりました。

今日の午前中は最後のレッスン。あちこちで写真撮影や連絡先交換が行われていました。異国の地で奇跡的に出会った仲間たち、これからも大切にしてくださいね。いつか友達の国に遊びに行ったりしてみてはいかがでしょうか。また逆に友達が日本にきたときは是非日本を案内してあげてくださいね。

この縁を大切にしてくださいね

午後はセブの現地小学校との国際交流プロジェクトを行いました。今回は3人のリーダーを中心に、生徒たちだけで取り組んでもらいました。私が仕切ってしまっては「よくある仕組まれた国際交流事業」になってしまいます。自分達で考え行動するからこそ、それが経験となり成長につながるのだと思っています。ということで私は裏方の人間として参加をさせてもらいました。

段取りは全てプロジェクトリーダーに任せます。

出発の前に昨年同様、今回のテーマ ” No Spectators!” という言葉を与えました。とにかく傍観者になるな!自分で考えて積極的に自分で動きなさい。と全員に何度も何度も伝えました。

地元の公立小学校に到着

今回は校長先生の許可を得て、地元の公立小学校「Talamban Elementary School」の6年生の英語の授業時間にお邪魔することになりました。多くの生徒たちが笑顔で迎えてくれます。あちらこちらで歓声が巻き起こり、まるでスターが来たような盛り上がりでした(笑)

プロジェクトリーダーたちが司会となり、日本の文化を紹介しました。まずは「こんにちは」「ありがとう」など、簡単な日本語を子どもたちに教えます。子どもたちはすぐに「ありがとう!」「こんにちは!」と新しい言葉を使いはじめていました。

とにかくみな元気で常に笑顔です。

次は「おりがみ班」と「けん玉班」に別れて、日本の伝統的な遊びの体験を行いました。ツルは難しいかなと思いましたが、リーダー以外の参加者たちもフォローしてくれて無事に作ることができました。けん玉は男の子に大人気でした。

しっかり英語で説明できていました

笑顔がとても素敵なセブの子どもたち

廊下では男子たちがけん玉に夢中

その後はビンゴゲームを行い、最後は子どもたち全員に文房具(ノート、鉛筆、クレヨン)のプレゼントを行いました。なかなか想像しにくいかもしれませんが、セブでは貧富の差も激しく、文房具を買うことができない子も多くいます。そんな子たちにも勉強の機会を与えられればと、今回は文房具の寄付を行いました。

また学校に対してもタオルを寄付しました。子どもたちがボロボロのタオルを使っているとのことだったので、わずかな支援ではありますが、役に立ててもらえればと思います。

子どもたちは大喜びでした。

最後は全員で記念撮影をして国際交流プロジェクトは終了となりました。

  • 本当に良い経験だった。参加者できてよかった。
  • 子どもたちの目の輝きが忘れられない
  • もっともっと学校にいたかった
  • 想像してたよりも100倍楽しかった
  • 会う人会う人が挨拶をしてくれて嬉しかった
  • 日本の子どもと比べて圧倒的に元気だった

参加者たちは興奮気味に話をしてくれました。私たちが帰るときも、遠くから日本語で「ありがとーーー」という声が聞こえて来ました。最後の最後まで手を降ってくれた、セブの子どもたちの笑顔が忘れられません。

忘れられない1日となったことでしょう。

学校に戻った後は、卒業証書と国際交流参加証をそれぞれに配布しました。今回の参加者は授業の出席率が全員100%。1回も休むことなくやり切ることができました。現地のマネージャーからも「珍しく一致団結したやる気のある日本人の子どもたちを見た」と嬉しい言葉をいただきました。これからも自信を持ってやっていきましょう。

卒業、おめでとう!

明日はいよいよセブ島での最終日。明日も良い日にしましょう。

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