2018サマーキャンプ6日目

みなさんこんにちは。

サマーキャンプ6日目(8月10日)。本日はレッスンの最終日でした。朝から夕方まで、8コマのマンツーマンレッスンが行われました。

生徒ごとのレベルに応じてテキストも異なりますし、先生たちの判断によって、会話力が弱い生徒は会話中心、リスニング力が弱い生徒はリスニングを多めにするなど、マンツーマンのメリットを生かしたレッスンが行われていました。

マンツーマンレッスンを受けた生徒たちは「楽しい」「身につく」「あっという間だった」と口にします。同時に「疲れる」「頭が英語でパンパン」などの声もありました。基本的にどんな事にも言えますが、苦しんだ分だけ力がつきます。「楽して英語を身につける」なんて、そんな上手い話はありません。

今回キャンプに参加した子たちは、フィリピン人の先生方からものすごく賞賛されていました。みな本当に真面目で一生懸命勉強している。遅刻や無断欠席も絶対にしない。(セブ島では留学に行くと言って無断欠席して遊んでしまう学生が多いようです)先生方も生徒たちに英語を教えることが本当に楽しかったようです。

たった1週間の英語レッスンではありますが、生徒たちの英語を見ていると「英語を話すことに抵抗がなくなった」のは間違いありません。まだまだ伸びしろはあると思いますが、各自がこの1週間で英語力においても十分な変化があったことは間違いありません。

最後のレッスンが終了すると、1週間お世話になった先生方との写真撮影が至る所でありました。またいつかこの学校に来て、成長した姿を先生方に見せられると良いですね。

放課後、本日はセブ島の有名ショッピングモールの1つである「SMモール」に行く予定でしたが、体調不良の子を病院に連れて行く関係で、SMモール行きは生徒たち自身に任せることにしました。

ここセブ島にはジャパニーズヘルプデスクを持つ病院が複数あります。英語が話せなくても、ここに来れば日本人のスタッフが丁寧に対応してくれますので、何かあればまずはここを訪ねると良いと思います。

しっかりと海外留学保険に入っていれば、ここで「キャッシュレス診療サービス」を受けることができます。奥のドアのところまで、併設の大病院のドクターが来てくれて診察を行なってくれます。

現在セブ島では風邪が流行っているようです。また日本人の場合ですと、環境変化や食べ物が合わないことによる腹痛や発熱の症状が多く出るそうです。本当に辛い場合は病院で診てもらうことをオススメします。もちろん高額な治療費を支払うことにならないよう、必ず海外留学保険には入っておいてくださいね。

病院対応を終えた後は、何とか合流できそうだったので、みんなのいるSMシティモールに移動しました。僕が不在でも、しっかりとリーダー(アメリカ大学に進学する愛弟子たち)が指揮を取ってくれていました。そして皆がしっかりとルールを守り行動できていました。

子どもたちというのは、実は大人たちが思っている以上にしっかりしているものです。彼らは自分で考え行動する力が備わっているのにも関わらず、大人たちが勝手に過保護というブレーキをかけているのかもしれません。「可愛い子には旅をさせよ」と言いますが、現代では「可愛すぎて旅をさせない」時代になってしまったのかもしれません。

もちろん時には大人のサポートも必要になります。今日のように、金曜日の夜で突然の雨、タクシー乗り場は長蛇の列、配車アプリでも全くタクシーを捕まえられず。こんな困った状況では、やはりそれなりの経験や大人の力が必要になるわけです。今日僕が取った行動や交渉の方法など、今後の海外経験の参考にしてみてください。

さて明日は実質最終日。参加者全員でボランティア活動を行います。農村の小学校に出向き、自分たち一人ひとりができることを精一杯していきましょう。それでは明日も良い日にしましょう。

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